上士幌町は、北海道十勝地方の北部に、
日本一広い国立公園である大雪山国立公園の東山麓に位置し、
町内の約76%が森林地帯と自然豊かな町です。
大自然の恩恵を受けた畑作、酪農などの農業や林業などの
第一次産業が盛んです。
日本一広い公共育成牧場のナイタイ高原牧場、北海道遺産旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群などの観光業も盛んです。
上士幌町は、スロータウンの理念のもと、それらの地域資源を活用しながら、健康・環境・観光と子育て・教育をコンセプトにしたまちづくりを進めています。
熱気球のまちとしても全国的にも有名で毎年8月になると、
色とりどりでカラフルな熱気球が飛行する「北海道バルーンフェスティバル」が開催されます。
三国峠から見渡す東大雪の大樹海。大空を舞う熱気球など、スケールの大きな自然美が上士幌町の魅力です。
猪狩牧場は大正7年から100年以上もの
歴史を積み上げてきた牧場です。
創業当初は、馬や競馬馬の繁殖からはじまり、
昭和28年から畑作と酪農の兼業農家をはじめ5頭の牛からスタートしました。
今では乳牛と肉牛の複合経営となり、現在の代表で5代目となりました。
現代表(猪狩 大輔)は、平成17年より1年間デンマークの牧場で実習を積み、その経験を活かし様々な視点を持って牧場経営しています。当牧場は、牛が過ごしやすい環境づくりを心がけているので、エサの設計も「牛に負担をかけない」ように行っています。その成果として乳成分の高い牛乳を生産しており、品質は上士幌町内トップクラスを誇ります。
また、後継牛確保の為に、自家受精を行っており、2020年からゲノム検査を行い遺伝子の通知で牛を選抜していく予定です。
このように持続可能な農業へ向け様々なことに取り組み、地域と消費者に貢献していきたいと思っています。
- 企業名
- 猪狩牧場
- 設立
- 大正7年(1918年)
- 住所
- 北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線319番地8
- TEL
- 01564-2-4304
- 代表
- 猪狩 大補
- 従業員数
- 4名
- 飼養頭数
- 320頭(成牛200頭・育成牛120頭)
- 総敷地面積
- 100ha